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企業理念浸透プロジェクト - Vol.1 プロジェクト発足の経緯 -

2020年の春、コルテクネは「より強い企業」となるために、企業理念の浸透をプロジェクト化、"Value" を策定・公開しました。

今回は、プロジェクト発足に至った理由や流れを2回に分けて記事にしたいと思います。

コルテクネは、

本質を理解したモノ創り
Webのチカラで日本の明るい未来創りに貢献する

企業理念として掲げています。

メンバーそれぞれが複数の案件をこなす中では、各自担当しているお客様とのやりとりや、打ち合わせ、開発シーンなど、数多くの場面で判断や提案を必要とされます。
時には、会社やメンバー間に持ち帰ることができず、その場での至急の決定を迫られることもあります。

基本的にはメンバーの考えを尊重し、各人に意思決定を任せています。
しかしコルテクネという企業の中で行う以上は、そのベースに「全員が同じ判断基準を持っている」という前提が必須です。

企業としての価値観や考えを明文化した”企業理念”とはまさに、その核たるもの。
メンバーが意思決定を行う際の、最重要基準となります。

また、改めてこのタイミングで企業理念の浸透をプロジェクト化し、"Value" を策定した背景には、昨今のコロナ禍による情勢や働き方の変化も大きく影響しています。

2020年の3月に緊急事態宣言が発令されてから、各社の業務方法の変更や事業の一時中断など、様々な変化に振り回され、逐一の迅速な判断が求められました。
その中でもコルテクネの利益、またパートナー企業の利益を追求していくには、コロナ以前のスピード感や発想で仕事をしていては遅れをとってしまい、最悪の事態も招きかねません。

新入社員を迎え入れオフィスも移転し、心機一転して動き出そうという中でのコロナ禍。

企業を継続させるために、さらには成長させるために。
このタイミングでの企業理念の浸透は、必須事項でした。

企業理念は、あるだけではその役割は果たせません。

企業理念がメンバー間に浸透していて、思考や行動を常に企業理念に向けて行う必要があります。
そして企業理念をメンバーに浸透させ実現化するためには、大きく二つのフローが必要です。

まず《認知》については、「コルテクネにはこんな企業理念があります」と説明すればクリアできます。
入社前や入社時にメンバーには伝えていますし、ホームページも書かれているのでここについては特に新しく何かをする必要はないでしょう。

《理解》については、もう少し踏みこんだ内容となります。
企業理念がどのような背景や想いで作られたのか、企業としてどのような哲学・信念を持っているのかを知る必要があります。
そのため、経営者や企業理念を考えた人から説明を受けるのがいいでしょう。
コルテクネでは代表の臼木による説明の機会を設け、今一度コルテクネとして目指す方向をメンバーに確認してもらいました。

これで企業理念の存在と、その成り立ちを知ることができました。

続いての《行動変容》のフローは、一朝一夕にクリアすることができません。
日々の行いや発言などの小さい因子からコツコツと変化させ、その積み重ねが、ひいては企業理念の実現となります。

そのため、まずはコルテクネとして全ての行動の中で大切にしていきたい価値観や強み確認し、3つの "Value" に落とし込んで行きました。

次回の記事では、"Value" 一つ一つの策定理由や、行動変容を促すための施策をご紹介していきます。 

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